ザゼンソウ(座禅草)

  • 分類サトイモ科    ザゼンソウ属    多年草
  • 開花時期5月上旬6月上旬
  • 花言葉沈黙の愛
  • 大きさ高さ10cm〜20cm

詳しく解説

北米先住民はザゼンソウを食べたらしいが、食べるには数が少なすぎる。
数量 全国的には減少傾向。しかし、人工的に栽培されており公園に植えられてたりする。
尾瀬では限られた場所でしかザゼンソウを見ることができない。
お金 一株1200円ほどでザゼンソウは販売されている。
生態系 かなり特殊な環境でしか自生していない。
ザゼンソウはなぞが多い植物である。 尾瀬でも下田代など一部にしか生えないのが不思議。
自然界のつながり 尾瀬の湿原では水芭蕉よりも早く咲き枯れる。
雪が残る時期の、ハエ類の食料となっている。
遺伝子について ザゼンソウは希少なので、もっと研究されるべき。
人との関わり 北米では、呪術的なものにザゼンソウを用いてきた。
ザゼンソウの独特のフォルムと色は、なにか秘めている気がする。
エピソード 腐りかけは結構臭う。
あまりザゼンソウの臭いを嗅ぎたいとは思わない。
楽しみの提案 勇気を持って、ザゼンソウの臭いを嗅いでみよう。
尾瀬の木道に這いつくばって臭い嗅ぎに挑戦だ。
尾瀬のザゼンソウは数が少ないので、見つけただけでも嬉しくなる。
ユーモア 座禅をしている形なので解説中に笑いをとるのが難しい。
知識 ザゼンソウの名前の由来は、仏像の光背に似た形の花弁の重なりが僧侶が座禅を組む姿に見えるところから。
花を達磨大師の座禅する姿に見立てて、ダルマソウ(達磨草)とも呼ぶ。

ザゼンソウは自分で発熱する不思議な植物。
開花する時に真ん中の部分の温度が、グイグイ上昇。
約25℃まで上昇させ、周囲の雪を溶かしてしまう。
ザゼンソウはいち早く顔を出すことで、この時期には数の少ない昆虫を独占し、受粉の確率を上げている。

ザゼンソウの発熱細胞には豊富にミトコンドリアが含まれていることが明らかになっている。
しかしながら、発熱の詳細な分子メカニズムは、現在のところ分かっていない。
自然にはわからないことがいっぱい。

ついでに発熱時に悪臭も発生!!
臭いと熱によって花粉を媒介する昆虫であるハエ類をおびき寄せる。
全草に悪臭があることからついた名前は(英語)Skunk Cabbage(スカンクキャベツ)の呼び名がある。
尾瀬に咲いていても、臭いは感じることができる。

19世紀米国では、ドラコンティウム(dracontium)の名で呼吸器系疾患、神経症、リューマチ、浮腫の治療に用いられた。
北アメリカとヨーロッパでは、しばしば観賞用植物としてウォーターガーデンに植えられている。
北米先住民はザゼンソウをよく薬草、調味料、魔術的なお守りとして用いた。
ザゼンソウは古くから、人間と密接な関係にあった。

尾瀬のザゼンソウは、数が少なく、花の期間も短い。
尾瀬でザゼンソウを見つけるのはけっこう難しい。

ザゼンソウ  生息場所

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